こんにちは、平井裕子です。
私は、通訳業のほか、英語とインドネシア語で観光ガイドの仕事もしております。
インドネシア語でご案内するお客様の中には、夏休みなど長期休暇を利用して、家族で来日し、日本の大学のオープンキャンパス、もしくは、留学生向けのキャンパスツアーなどに参加した後、観光される方もいらっしゃいます。今年の夏は、そのようなお客様を何組かご案内しました。
息子さんの志望大学の見学ツアーの後、京都をご案内したインドネシアからのお客様も、
「インドネシアの大学の学費は、日本の国立大学とほとんど変わらない。しかも、今後値上げする可能性もある。であれば、日本の文化や日本語も学べて、教育環境が整っている日本の大学に子どもを留学させてみようと考えたので、家族で大学を見に来た」とおっしゃっていました。
今年、インドネシア政府は、国立大学の授業料の値上げを発表しましたが、各方面から抗議の声があがりました。結局、5月末にインドネシア政府は、授業料の値上げを撤回。授業料は据え置きとなったものの、今後、値上げする可能性はあります。
インドネシアの国立大学は、世帯収入によって学費が変わり、学部によっては、日本の大学の授業料とほとんど変わらないところもあります。そういった背景もあり、日本の大学を進学先のひとつとして検討するインドネシアの高校生や保護者の方も増えているようです。
インドネシアのことば
Guru(グル)…先生
インドネシア語で「先生」の意味です。大学講師のことはdosen(ドセン)といいます。
今後も、インドネシア語や英語に関する記事を、随時お届けする予定です。
通訳・翻訳でお役に立てる際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
全国オンライン対応が可能です。
それでは、また次回をお楽しみに!

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